Takumi 製作所

主に工作。殆ど工作。色々自分でやった事の記録です。

KORG OD-S導入と実験

禁煙ご褒美第二弾。

KORGのOD-Sを導入してみました。 

 面倒臭がりなのでマルチ(AMPERO)一台を色々イジるのが性に合ってるのですが、見てすぐわかるアナログも嫌いじゃない。

真空管を使ったオーバードライブやバッファは他にも出て・・・

話が長くなるので購入の決めてを簡単にまとめると、以下の様な感じ。

 

  ・真空管が使われている

  ・キットである

  ・モディファイが容易

 

要するにイジる要素があったからっす。

と言っても、キットの内容はこんな感じで

基板は出来てるから実際にはケースへの組み込みだけ。ちと物足りないな。。。

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コレが真空管
え!?コレが真空管? とても近代的ですが、中は本当に真空らしい。
普段は見えないけど電源を入れると2箇所の白い部分が光ります。

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オペアンプは基板直付けじゃなくソケット経由になってます。
交換して楽しんでくれって事なんでしょう (^^)

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ご期待に応えるべくオペアンプを用意しました。↓

上から
  Fairchild-KA358 ¥80
  AnalogDevices-OP275 ¥350
  RC-NJM072D ¥50
YouTubeでライムトーンオーディオの今西さんが紹介してたやつです (*´ω`*)

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更に、下の点線で囲ったところに抵抗を並列で繋ぐと付ける抵抗によってGAINが変えられるそうです。

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色々交換したいので、コネクターを付けてみました。

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2.2KΩの抵抗が沢山余ってたので
直列に繋いで3パターンの抵抗を作ってみました。

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元々付いている抵抗(R1)は4.7KΩなので
追加する抵抗(R2)による合成抵抗の変化は下表の通り。(単位はKΩ)

R2が4.7Kの時、ノーマルの半分の抵抗になり、それ以上大きな抵抗を入れていってもどんどんノーマルに近づきます。

R1 4.7
R2 1.000 2.200 3.000 4.000 4.700 5.000 6.000 7.000 8.000 10.000
合成抵抗 0.825 1.499 1.831 2.161 2.350 2.423 2.636 2.812 2.961 3.197

 

結果、ノーマル < 4.4KΩ追加 < 2.2KΩ追加 の順で歪が大きくなります。

6.6KΩ追加は4.4KΩ追加との違いがわかりにくかったです。。。

 

今から色々と試そうと思っていたのですが、どうもGAINノブの調子が悪く、

接触が悪いのか触れると音が切れたりガリが出たりする症状。

なので今はコルグさんに預けています。

戻ってきたら再開します。