Takumi 製作所

主に工作。殆ど工作。色々自分でやった事の記録です。

ギター用ヘッドホンNS101GHPとは?

レコード針のナガオカと島村楽器がコラボして作ったギター用ヘッドホンが気になったので買ってみました。税別3,980円とモニターヘッドホンとしては一番安い価格帯です。

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今までマランツがモニターヘッドホンとして売っていた(現在生産終了)MPH-1を使っていたのでそれとの比較となります。
これも4,000円以下だったので同じ位の価格帯です。

 

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他のメーカーで探してみたところ、オーディオテクニカのATH-M20X(Amazonで5,670円)が近いかと。

 

一応3者のスペック。
見てもよくわかりませんが・・・ (*´ω`*)

 

◆ナガオカ NS101GHP
ドライバー:40mm
音圧感度:100dB
インピーダンス:46Ω
再生周波数帯域:10Hz-55kHz
ケーブル長さ:2,7m
重量 235g
付属品 3.5mm-6.3mmアダプター、クリップ、保証書

 

◆marantz Professional MPH-1
密閉型(クローズドバック)ダイナミックヘッドホン
ドライバー径:40mm
インピーダンス:32Ω
感度:95 ±3dB
周波数特性:15Hz~28kHz
定格出⼒:200mW
付属品 3.5mm-6.3mmアダプター

 

オーディオテクニカ ATH-M20X
型式:密閉ダイナミック型
ドライバー:φ40mm、CCAWボイスコイル
出力音圧レベル:96dB/mW
再生周波数帯域:15~20,000Hz
最大入力:700mW
インピーダンス:47Ω
質量(コード除く):190g
プラグ:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイ
コード:OFCリッツ線3mコード
付属品:φ6.3mm標準/φ3.5mmミニ 金メッキステレオ2ウェイプラグ

  

【実機確認】

外見上はこの価格帯の一般的なもので目立った特徴はありませんが、
ハウジングがシルバーに塗装されてますね。(いらんけど)
ハウジングの黒い所にたくさんの五角形の穴みたいなのがあり、オープンエアタイプみたいですがこれは穴じゃなく凹みです。
あと、ロゴは"NAGAOKA"です。"S楽器"じゃなくてよかった (^^)

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 コードは左右両方から出てます。
左側にはポッチがあり、分かるようになってます。
(もうちょっとわかりやすくてもよかったかと)

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ヘッドバンドは質感、厚さともほぼ同じ。
ロゴの印刷はありません。

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大きな違いはイヤーパッド
合皮じゃなくベロア素材なので肌への当たりがソフトです。

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【分解】

イヤーパッドを外してみました。
ナガオカはネジ1個、マランツはネジ4つ。
ナガオカは内部に傾斜が付いてます。

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ハウジングをバラしてみました。
詳しくないのでよくわかりませんが、内部の構造は結構違いますね。
銀色の丸いところ(マグネット?)はナガオカが15mm、マランツが20mm。
この辺で音が変わってくるのかな?
ハンダ付けされている線はマランツの方が太いです。

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【使ってみて】

前置きが長くなりましたが、使ってみた感想。
6弦全部をストロークした時の全ての弦の音のバランスをヘッドホンで聞いた時と生音とで聴き比べてみると、ほぼ同じなので自然な感じです。
同じ比較をマランツでやってみると低音弦が強く感じます。

 

続いて音楽CDを聞いてみると、ナガオカは「音が小さい?」って感じ。
高音が目立つと言うより低音が抑えられてるのでズンズンきません。
フツーに音楽を聞く時はマランツの方が良いかな。